活動報告

CTC検査にチャレンジしてみます

たくさんの皆さんからご支援いただき、本当にありがとうございます!今日のコータです↑家族で海に行ったそうです。元気そうですね(笑) うれしいことです!
主治医と話して、より適切な治療を選択するために、「CTC検査」をすることにしました。
CTC検査とは、患者固有のがんに対する、治療法の有効性を調べられる検査のことです。抗がん剤でも、温熱療法でも、サプリメントでも、点滴療法でも。やってみないとその効果はわからない、いわゆる「賭け」の要素が、正直、あります。しかし、このCTC検査をすることで、患者に実際に試す前にその個別の有効性を調べることができる、という画期的な検査です。

感染症を起こした時には、「血液培養検査」と言って、どの抗生剤が効くか、血液を培養して薬剤の感受性をチェックすることが、臨床では多くあります。つまりこれと一緒です。

CTC検査をすると、こんなことがわかります。
◉がん細胞の性質(悪性度)や予後を解析することができる。

◉各種抗がん剤やモノクローナル抗体の効果判定ができる

◉50品目に及ぶ各種天然成分(サプリなど)の効果判定ができる

◉温熱療法や放射線、高濃度ビタミンC点滴治療の効果判定ができる

◉規定の成分以外に、こちらから見てみたい成分製品を添付することで、希望する製品に対しての効果判定もできる
CTC検査では、培養されたがん細胞に対して、どのような成分がどのような機序で有効なのかを探し出してくれる検査であるということができます。CTCとは、「Circulating tumor cell」の略です。日本語に訳すと「血中循環がん細胞」、「循環血中腫瘍細胞」という意味になります。CTCが多いほど、その予後は悪いといえます。
転移が見つかるような進行したがんであれば、理論的には、血中にがん細胞が見つかるはずです。しかし、その絶対数が非常に少ないことから、今まで特定することが困難でした。しかし、近年、技術が進歩し、海外のラボ施設で「培養」をすることでCTCを検出する感度、精度が飛躍的に向上しました。
抗がん剤を使用する場合は、抗がん剤をその患者に使用する前にその抗がん剤が効果があるかどうかがわかるのですから、不要、有効でない治療をして、QOLを低下させずに済みますよね。非常に意義がある検査だと思うのです。CTC検査は現状の画像検査では発見できない転移の診断にも役立ちます。
CTCは25ccほどの通常採血のみで検査できるので、体に対する負担は少ない検査です。こんな素晴らしい検査なら、全員がすれば、皆が最適な治療法を選択できると思うのですが、残念なことに、これも保険適応ではなく、検査代はすべて患者負担となります。

※CTC検査は検査項目数でもその費用に差があります
主治医に聞いてみましたら、税込みで421200円かかることでした。もちろんこれは、主治医の取り分は全く含まれていない、検査費用の実費の値段です。

今回、サルベストロールやアルテスネイトといった、がん細胞をアポトーシスに導く、高額な未認可医薬品やサプリも取り入れています。サルベストロールは月に18000円、アルテスネイトは月額12000円です。その他、各種ミネラルやビタミン。MCTオイル(中鎖脂肪酸)など、多くの費用がかかっていて、はっきり言ってCTC検査はあきらめていました。

どう転ぶかわかりませんが、CTC検査、やってみます。

もしかしたらとんでもなく悪い結果ができるかもしれない、という怖さはあるのですが、じっとしていても事態が好転するわけではないので、その場合でも可能な限り、生きる可能性を模索させていただこうと思います。