活動報告

ネガイヨカナエ、イツノヒカ、ソウナルヨウニ、イキテイケ

学校が大好きなコータは今日もお弁当をもって、学校に行きました。何がそんなに面白いのか私にはさっぱりわかりませんが、学校がすごく好きなんですね。当たり前に学校に行ける。お友達と普通に過ごせる。自宅で家族と普通に暮らせる。これがコータの選んだ「幸せ」なんですね。

それにしても、ステージ4からの転移、2回の大手術、入院を経てこんなに元気な「患者」?私あんまり知らないんですけど、皆さんご存知ですか?がんのイメージは、痛い、つらい、苦しいというイメージを持たれている方がほとんどだと思いますが、こんな実例もいるんですね。

私も正直、すごいなと思っています。

がんが発覚してからの糖質制限、転移が発覚してからのケトン食+ビタミンC点滴治療。栄養療法。これが、大きく作用していることは間違いありません。しかしこれが「数値」として判断できないのが少し残念。

ほかの方の取り組みだと、PSAやPIVNAⅡなど、「腫瘍マーカー」が劇的に減った、など聞くので、主治医に聞いてみましたところ、「脂肪肉腫」の腫瘍マーカーはないのだそうです。そういった、わかりやすい評価項目があると、私たちもはげみになるんですがねぇ・・・

コータは、今のところ、どこが痛いとも、どこがつらいともいいませんし、食事も問題なくできています。体重が落ちていることもありませんし、週末にはお友達と元気に遊びに行きます。「闘病」しているイメージは・・・かなりありません。

でも、たぶん、これを「全くしていなかったら」。「抗がん剤」を選択していたら。少なくとも「今の日常」はなかったんだろうな、と思います。

がん患者、がん患者の家族はとにかく、「すがる思い」で「可能性があることは何でもやってみたほうがいい」ような気持になりますね。人にあれがいいと言われたら、買ってしまう気持ちもすごくわかるし、逆にそれはよくないといわれたら、大いに揺れる気持ちになるのもとてもわかります。

こうしてカミングアウトしていると、それはなおさらそうで、日々、いろんな方がいろんなことを教えてくださいます。もちろん、親切で。ネガティブなご意見も、もちろんいただきます。中には、心が折れそうになるような、ひどい書き込みも・・・

これでよかったのか。本当に正しい選択だったのか。

揺れないわけないじゃないですか。迷わないわけないじゃないですか。

信じているけど。100%大丈夫なんて神様だって言えないし、100人いたら100人の答えがあるのだと思います。たまたま、私たちが選んだ「答え」がこれでした。ほっといてください(あ、言ってしまった)

ご自分の答えを探してください。私たちはこれが正解だと、ほかの方法を否定しているのではなく、私たち自身、迷いながら、揺れながら、そして信じながらやっています。ただ「こういう選択」もあるという「選択肢としての提案」「勇気ある実例の発信」をしているだけです。

皆さんに応援していただき、本当に、嬉しく思っています。私たちの勇気とチャレンジが、皆さんの中で何かが変わる、「きっかけ」となりますように。

 
願いよ、叶え、いつの日か。そうなるように。   生きていく。